PHP5.4 に OPcache をインストールする。

APCはPHP5.4から対応しなくなる。
ということで、代わりにOPcacheを使う。

PHP5.5からは標準同梱しているが、
PHP5.4だとソースからインストールする必要がある。

まずは php-devel をインストール。
# yum -y install php-devel

次にソースを持ってくる。
# git clone https://github.com/zendtech/ZendOptimizerPlus.git

インストール方法はgithubに書いてあるので、その通りにする。
以下はその手順通りにやったもの。

# phpize

php-configのパスを確認する。
# find / -name php-config

確認したパスを --with-php-config に設定して configure を実行。
# ./configure --with-php-config=/usr/bin/php-config

# make
# make install

これでインストール自体はOK。

あとは php.ini に設定を追記する。

opcache.so のパスを確認する。
# find / -name opcache.so

php.iniに zend_extension を追記する。
パスは確認したものを設定する。
# vim /etc/php.ini

            • -

zend_extension=/usr/lib/php/modules/opcache.so

            • -

再起動する
# /etc/init.d/httpd restart

確認する。
以下のコマンドで「with Zend OPcache」が表示されていればOK。
# php -v


次にパラメータをチューニングする。
これは実際に運用してみないと設定できないと思うので、
個人的にポイントとなるであろうパラメータを以下にまとめる。
opcache.memory_consumption
opcache.max_accelerated_files
opcache.revalidate_freq
opcache.max_file_size

詳しい説明は以下のドキュメントを確認すること。
http://www.php.net/manual/ja/opcache.configuration.php


必要であれば管理画面もインストールするといい。
インストールといっても単なるPHPファイルだけど・・・。

ドキュメントルートで以下を実行
# git clone https://gist.github.com/4959032.git

ocp.phpというファイルがあるので、それにアクセスするとキャッシュ状況が確認できる。